京都メカニズム

京都メカニズムとは

京都メカニズムとは京都議定書に盛り込まれたCO2削減のための社会的な仕組み(メカニズム)のことを言います。 メカニズムには以下の4つがあります。

  1. 共同実施
    共同実施とは先進国同士が共同で事業を実施し、その削減分を投資国が自国の目標達成に利用できる制度のことです。 この場合、先進国全体の総排出量は変動しないことになります。
  2. クリーン開発メカニズム
    先進国と途上国が共同で事業を実施することにより温室効果ガスを削減し、その削減分を投資国(先進国)が自国の目標達成 に利用できる制度です。日本でも政府開発援助(ODA)を利用した地熱発電事業に乗り出しています。
  3. 吸収源活動
    京都議定書は第三条で、植林などの土地利用などにより(1990年以降)、CO2を吸収した分を数値目標の達成に利用することを認めました。
    その後新規の植林だけではなく、既存の森林や牧草地などの土地利用も目標数値達成に利用可能なことになりました。
  4. 排出量取引(排出権取引)
    排出量取引とは各国に定められた削減目標達成のため、先進国同士で排出量を売買する制度です。
    温室効果ガスを削減した結果、国連が削減量に対してERU(クレジット)を発行し、このクレジットを企業や国が売買することにより先進国間の 排出枠として含まれることになります。
    今のところ日本ではまだ本格的な導入はされていませんが、1990年を基準にマイナス6%が数値目標とされている日本では 高い確率で今後導入されることが予想されます。

民間企業でもCO2削減のために企業努力をすることが今後も当たり前となってきています。